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風 林 火 山
作 品 紹 介

武田信玄の風林火山(其疾風風其徐如林侵掠如火不動如)今回の作品は自分なりの押し花表現で
風林火山をイメージし自然の持つ広大さや動物などに例え男ならではの強さを強調し作品に仕上げました。
作品に入る前に少し風林火山についてお話をさせて下さい。
風 林 火 山

武田信玄の旗印「風林火山」は中国(春秋時代末)「孫子」に仕えた「孫武」が書いたと言われる兵法書で
始計・作戦・謀攻・軍形・兵勢・虚実・軍争・九変・行軍・地形・九地・火攻・用間の十三編からなります。
武田信玄の旗印「風林火山」はその孫子軍争篇第七の一節から取ったものです。
故其疾風如風・其徐如林・侵掠如火・不動如山・難知如陰・
動如雷震・掠郷分衆・地廓分利・懸権而動・先知迂直之計者勝

 其疾如  疾(はや)きこと風の如く              動如雷震  動くこと雷の震うが如く
        其徐如
  其の徐(しずか)なること林の如く        掠郷分衆  郷を掠(かす)むるには衆を分かち
        侵掠如
  侵掠すること火の如く               廓郷分利  地を掠(ひろ)むるには利を分かち
不動如
  動かざること山の如く               懸権而動  権を懸けて而して動く
        難知如陰  知り難きこと陰の如く               先知迂直之計者勝  而直の計を先知する者は勝つ

                                                 此軍争之法也  これ軍争の法なり
       戦わずに勝つ、弱をもって強に勝つを理想とし、まさに武田信玄が目指した思想です。
         「謀攻篇」
       百戦百勝・非善之善者也・不戦而屈人の兵・善之善者
       百戦百勝は善の善なるものに非ざるなり、戦わずにして人の兵を屈するのは善の善なるものなり
       知彼知己・百戦不
       彼(敵)を知り己を知れば百戦からず
 


  作品名 風
 其疾如風 2007年 1月10日(木)


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  風
*疾風武田騎馬隊 戦国の世、最強と呼ばれた「武田騎馬隊」戦場を疾風の如く駆け抜ける光景は勇壮そのもの*

   
 作品名 林
 其徐如林 2007年 2月16日(金)

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 林
*情報伝達「狼煙」 上杉謙信の動きを察知し謙信の動く報に軍を向けた140kを2時間で伝わった。*

  火 火攻
信玄と謙信 越後の龍 甲斐の虎
*宿敵がゆえに結ばれた友情「敵に塩を送る」信玄の病没後に子)勝頼に謙信を頼るよう遺言したようです。*

       
 作品名 山

 不動如山 2007年 8月16日(火)

    
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  山 *人は城、人は石垣、人は屈、情けは見方、仇は敵なり*


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